橋渡し

人はひとりでは生きていけません。でも、仲間がいれば何にでも挑戦できます。周りを見てください。たくさんの仲間がいます。ただし、「仲間のなかでの自分」をしっかりと持ちましょう。「和して同ぜず」という言葉は、「自己の確立」を意味します。

一人はみんなのために、みんなは一人のために

常に時代は、変化をするものです。常識は過去のものになります。しかし私たちは、ついつい常識に頼ってしまいます。まず、必要なことは、常識を疑う目を持つことです。遠慮せずに失敗をすることです。そして、その失敗から学ぶことです。

幸い私たちは、たくさんの仲間がいます。つまり、それだけたくさんの失敗の経験があると言うことです。だから、たくさんのノウハウや選択肢の中から自分に合うものを選ぶんですが。自分に合うものがない場合もありますよね。そんなときは、新しい道を探して進むしかありません。そして、何度も失敗をする。繰り返し、失敗を恐れずに何度でもやってみることです。

立ち止まらずに、歩き続けることです。焦って走ることはありません。慌てると、正しい道を誤って、とんでもない方向へ行ってしまいます。足もとの石ころにつまずいて大怪我をしてしまいかねません。周りに気を配りながら、自分の位置を把握して、一歩一歩前進しましょう。

私たちは駅伝のように橋渡しをし続けているのかも知れません。自分の持っている全てを、次の人に手渡すのです。人類の知恵の蓄積は、そのように繰り返しおこなわれてきました。だから、次の人はそこから、スタートしていけるのです。

自分の人生で得たものを、自分だけのものにしておく理由はありません。オープンにしてあなたの偉業や失敗を、人類の役に立てましょうよ。墓場へ持っていって、考古学者に発見して貰うのですかネ?

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