すべては移り変わる

      2018/04/22

元来、ものには決まった姿はありません。すべては移り変わる。これを無常といいます。雪は白く見えるが、いつまでも白くはない。解けて水になって流れ、どこかで木の葉になるかもしれません。循環しているのです。それを仏教では縁起と呼びます。縁によって世の中が動くと考えるのです。

 西洋の神は絶対の神です。神は天にあって、人間はその下にいると考えます。これに対し仏教では阿弥陀如来も釈迦如来も元は人間、皆凡夫でありました。世の中を良くしようと発心をし、修行をし、さとりを開いて仏になる。そして人々を救うために人間に帰ってくるのです。

 仏とは何か。それは自分のことをすべて忘れ、人々のために身も心も尽くしきる慈悲のことです。慈悲のはたらきがないとき、それを持った人に導いてもらい、自分も慈悲の本体になろうとする。これが菩薩です。自分も成り、人も救っていこうというものです。
(小林隆彰・延暦寺学問所長)
リレー講座「現代社会と宗教」(立命館大学主催・読売新聞大阪本社後援)

Facebook

「いいね!」ボタンを押すと、最新情報がすぐに確認できるようになります。

 お問い合わせはこちら

おすすめ記事

上置仏壇 1
小さなお仏壇の飾り方。基本パターンから略式の飾り方まで。

近年、住宅環境の変化に伴い、棚の上に安置するタイプの「小さなお仏壇」を選択される ...

位牌 2
おすすめ位牌22選。伝統型からモダンタイプまで人気の位牌特集。

こんにちは。ぶつえいどう店長の野呂です。 ネットで「位牌」と検索すると似たような ...

3
失敗しない!初めてのお位牌選び

そもそも位牌ってなんでしょう?自宅に仏壇がある方にとっては身近なものですね。しか ...

4
欄間で見るお仏壇

和室の装飾としてお馴染みの欄間。ただの飾りではなく通風や調光、換気を目的とした機 ...

5
心と体に効果抜群!自宅で出来る写経のはじめ方

「写経」というと仏教徒が行う儀式のような堅いイメージを持たれている方も多いかもし ...

 - 法話(おはなし)