夫婦位牌にオススメの位牌3選【レイアウトや書き方の注意点も解説】

夫婦の位牌をひつの位牌でつくりたい!そんな時に知っておいたほうが良いルールってあるの?そもそもどんな位牌を選べばいいの?

1つのお位牌にご夫婦お二人の文字を入れたお位牌のことを夫婦位牌(めおといはい・ふうふいはい)といいます。

一般的にはお位牌1つに対して一人の文字を入れさせていただくのですが、夫婦位牌とすることでご夫婦がお仏壇の中でも寄り添っていただいているようにお祀りすることができます。

ただし、別個の位牌を作るときと違い注意しないといけない点もございます。このページでは創業明治39年の仏壇・仏具専門店が夫婦位牌のメリットとデメリットを解説させていただいた上で、夫婦位牌におすすめのお位牌をご紹介しています。

この記事の内容
  • 夫婦位牌のメリットとデメリットを解説
  • 夫婦位牌に最適な位牌を紹介

夫婦位牌とは夫婦連名でつくる位牌

夫婦位牌とは1つのお位牌に夫婦連名で作成する位牌のことを指します。連名とは夫婦の戒名(または俗名)を並べて記すということです。お亡くなりになった後も夫婦が寄り添っているようにお祀りすることができます。

夫婦位牌のメリットとデメリット

夫婦位牌のメリット

夫婦位牌の一番メリットは、お仏壇の中のお位牌の本数を少なくできる点です。最近では小さなお仏壇を選ばれる方が増えてきていますので、お位牌も夫婦位牌を選ばれる方が多くなってきています。

もう一つはお位牌を二つ作成する場合と比べてお値段がお安くなる場合が多いという点です。ただし、後述する場合によっては二本作成する場合と同等か、逆に高くなる場合がありますので注意が必要です。

夫婦位牌のデメリット

多くの場合、夫婦同時に亡くなることはありませんので、先にお亡くなりになった方の戒名(俗名)が入ったお位牌を作成し、後々もう一方の方の戒名(俗名)を入れることになります。

この時に、お寺様にそのお願いをして「精抜き(魂抜き)」をしていただく必要があります。その際の費用と手間を考えるとお位牌のお値段によっては「もう一つ新しいお位牌を作成したほうが良かったかも・・・」ということになるかもしれません。

「精抜き(魂抜き)」とは?必ずしないといけないの?

「精抜き(魂抜き)」とはお位牌に宿った魂を抜く儀式です。お寺にお願いをして行っていただきます。 魂が宿ったお位牌は、いわば故人そのものです。魂が宿った状態で文字を入れるということは故人の体に刃物で文字を刻むことと同じ意味合いとなります。ですから、文字を追加する前にはしっかりと「精抜き(魂抜き)」の法要を済ましておきましょう。

夫婦位牌を作るタイミング

夫婦位牌を作るタイミングは2つあります。

先にお亡くなりになった方の時に作る場合

先にお亡くなりになった方のお位牌を作る時に、後から文字を入れるスペースを開けて制作します。

製作の流れ(例:旦那様が先に亡くなり、奥様が後で亡くなった場合)

  1. 旦那様の戒名だけを入れ、片方が空いた状態のお位牌を作る
  2. お寺さんにお願いして精入れ(魂入れ)をしてもらい供養する
  3. 奥様が亡くなった時に、お寺さんにお願いして精抜きをしてもらう
  4. 購入店に連絡をして、奥様の戒名を追加してもらう
  5. お寺さんにお願いして精入れ(魂入れ)をしてもらい供養する

後からお亡くなりになった方の時に作る場合

先にお亡くなりになった方のお位牌が一人用として作られている場合、文字を追加するスペースがないので、もう一本お位牌を作成することになります。はじめに作成した一人用の位牌は夫婦位牌に精(魂)を移された際にお寺に引き取っていただきます。

制作の流れ(例:旦那様が先に亡くなり、奥様が後で亡くなった場合)

  1. 旦那様のお位牌を作る
  2. お寺さんにお願いして精入れ(魂入れ)をしてもらい供養する
  3. 奥様が亡くなった時に、夫婦位牌を作る
  4. お寺さんにお願いして精入れ(魂入れ)をしてもらい供養する
  5. 元々あった旦那様の位牌は魂抜きをしてお寺さんに引き取ってもらう

夫婦位牌を作る時に気をつけること

夫婦位牌に最適な大きさの位牌を選ぶ

あまりにも小さな位牌や細身の位牌を除き、基本的にどの位牌でも夫婦位牌としてお作りすることは可能です。しかし、細身のお位牌に文字を詰めて記すよりも、余裕のあるサイズで作られたほうが、お位牌に入る方も快適なのではないでしょうか。夫婦位牌用に通常よりも幅を広くしたお位牌もあり、二人分の文字を入れてもゆったりと大きな文字で記すことができますのでおすすめです。

位牌のサイズはどう選ぶ?【知っておくべきルールも解説】

魂抜きとお布施について

魂が宿ったお位牌は、いわば故人そのものです。魂が宿った状態で文字を入れるということは故人の体に刃物で文字を刻むことと同じ意味合いとなります。ですから、文字を追加する前にはしっかりと「精抜き(魂抜き)」の法要を済ましておきましょう。その時には、お寺さんにお布施をお渡しするのを忘れないでおきましょう。

夫婦位牌の作り方

戒名で作る場合の夫婦位牌のレイアウト

一般的にお位牌を作るときにはお寺で頂いた「戒名(かいみょう)」を記します。夫婦位牌の場合は戒名を並べてレイアウトします。

また関東に多いレイアウト、関西に多いレイアウトが異なりますので、下記の図を参考にご依頼ください。既にご先祖様のお位牌がある場合は、そちらにレイアウトを合わせて作っていただくと良いでしょう。

関東に多いレイアウトの例

関東地方では表面に「戒名」と「没年月日」を、裏面に「俗名」と「没年齢」を記すことが多いです。

関西に多いレイアウトの例

関西地方では表面に「戒名」のみを、裏面に「没年月日」と「俗名」と「没年齢」を記すことが多いです。

俗名で作る場合の夫婦位牌のレイアウト

最近では戒名を付けず俗名でお位牌を作成する方も増えています。その場合は下図のように表面に「俗名」を、裏面には「没年月日」と「没年齢」を記します。

夫婦位牌に最適なおすすめのお位牌

それではここからは「夫婦位牌におすすめのお位牌」をご紹介いたします。

上等猫丸

価格:
50,600 円〜(税込)
(2020年5月19日時点の公式サイトの価格)

猫丸は札板の幅が広めに作られたお位牌です。その中でも、この上等猫丸は台座の装飾が細かく華やかにつくられています。最後の贈り物として大切なご両親の夫婦位牌に選ばれている位牌です。

勝美 上塗

価格:
29,700 円〜(税込)
(2020年5月19日時点の公式サイトの価格)

猫丸型よりもスリムになりますが、勝美も幅が広く夫婦位牌におすすめです。台座がシンプルなため現代型のお仏壇にもよく似合います。

紫檀 モダン 漆

価格:
51,700 円〜(税込)
(2020年5月19日時点の公式サイトの価格)

モダンタイプの小さなお位牌です。夫婦位牌には幅の広いタイプのお位牌を用いるのが主流でしたが、最近ではお仏壇の小型化に伴い、夫婦位牌に用いられるお位牌も小型化しています。この紫檀 モダン 漆も従来の位牌と比べると小型で細身ですが、文字サイズを調整すれば二人分の戒名を入れることができます。

いかがでしたでしょうか?夫婦位牌・連名位牌を作成する参考にしていただければ幸いです。

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