明   魂

月が歪んでるんじゃない

「波」が騒いでるんだ

静かに凪いだ水面に映る月は

決して騒いではいない

波立つ心に映る

すべての現象は

真実の姿を現してはいない


日が暗くなるんじゃない

雲がかかったんだ

雲が去れば日はまた輝く

暗い魂を通して眺めている世界は暗黒である

静かな心には

木立や一本の草でさえ「仏」の姿を現す

明るい魂には

空を行く雲や流れる水も「神」の不思議を現す

ものごとを悟った者の生涯には

怨みも呪いも無い

すべてを感謝し

常に喜びが絶えない

月は 心なんかあるはずもなく照らしているし

花は 心なんかあるはずもなく開いているが

涙で見上げれば 月も泣いているし

笑って見れば 花も微笑むようだ

いま悩み、迷っているそこの君(きみ)!

父を恨むんじゃない・・・

兄を呪ってはいけない・・・

妻を責めてはいけない・・・

子を罵(ののし)ってはいけない・・・

人を裁く目を転じて

自分自身の魂を見つめてみろ

一切の怨みや

一切の呪いは

自分の暗い魂の中にこそ

芽生えているんだということがわかるだろう

朝起きたら早速祈りなさい・・・

今までの罪を悔い改めるのだ

また仕事が済めば祈りなさい・・・

自分のこれまで生きてきた 精神の穢(けが)れ を清めるのだ

そうして本来の自分に帰り

心に持っていた明るい魂を現して

愛と汗の「行者」となり

光の中を歩むなら

明るい世界は

その足下から開けるだろう

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