一年の振り返り、長さを測るときに
「年をとると、年々時間のスピードが速くなる」
な~んて言ってしまった覚えはないでしょうか
学生時代は「夏休みが長かったよなぁ」とか言ったりして
つまりは時間の相対性の問題なのでしょうが・・・
自分の生きてきた分だけ
時間のものさしが長くなるものだから
一年という時間の単位すら
加速度的に短く感じるものなのでしょう
しかし、これもあくまで個人の感覚でしかなく
「心の器」と言いましょうか
時間の受け皿が日増しに小さくなるというのも
何やら寂しいものではあります
何も心の器が「人間の器」という訳でも無いけど
気の持ちようで時間は長くも短くも
なるのかもしれません
なぜなら、3年ほど前になりますが
一年を振り返ったとき
とても長く感じてしまう不思議な体験をしました
まるで中学時代や小学生当時のような
時間感覚に囚われた時期があったからです
こうなると面白いもので朝から晩まで
あれやこれや何でも出来るものと思い込んで
やたら物事を抱え込んでしまうのでした・・・
何のことは無い
大きな思い違いでした
身の程を知るということが
欠けてしまっていました
「自分の可能性を信じる」という言葉は
本来、「自分を知る」ということが出来てこそ
有効になる言葉で
ひいては、自分を信じることになり
やがては、自信へと繋がっていくものなのでしょう
人間は人との関係でしか自分を磨くことはできません
ということは 他人のものさしを借りて
自分のものさしを伸ばしていくことであり
自分の「引き出し」をたくさん持つということと同じです
blogを通じて読者のみなさんと
共に学び共に成長していけたらと願う年の瀬です