パキスタンの現状を訴えるコンサートに出かけました
そのプログラムの中で
被災地へ救急救命士として
医療活動に携わられた消防士の方のお話を
聞かせていただきました
地震発災直後の10月10日に成田発の飛行機で10時間余
パキスタンへ空港から軍用ヘリコプターで50分ほどで現地着
山岳警備隊とパキスタン軍のものものしい護衛のもと降り立ったそうです
カシミール地方と言えば
カシミヤでその名を世界的に知られる所です
西へ100キロでアフガニスタン
北へ200キロで中国という山岳地帯で
インド国境でこの地域の独立が原因で
何度も両国が衝突している悲劇の場所ですが
大地震後 住民の移動や救援物資の運搬のため
境界線を開放することで両国が合意したことは
感動を持って世界に伝わりました
医療用テントで24時間ぶっ通しで10日間
延べ1125名の診療をこなされたそうです
既に死者8万人、600万人の被災者が出たそうです
しかも避難所と言うべき施設はすべて倒壊し
軍用テントでの野外生活ということです!!
やはりニュースで伝えられる情報は限られ
忘れ去られやすいですが
実際に現地で活動してみえた方の
お話は胸に迫るものがありました
これから厳しい冬に向かって
毛布すら不足している状況で
被災者の方々の健康がとても心配です