鼓童十二月公演(12/15愛知厚生年金会館)
「鼓童十二月公演」より
(写真:西田太郎)
その完成された形式美と伝統美に加え
アジアンテイストが効いた民族音楽を隠し味に
創造性豊かな感性をミックスさせた舞台を展開していました
「序破急」や「緊張と緩和」といった時間軸と
「闇と光」「幅」「奥行き」「移動」など空間を巧みに操り
まるで引田天功(??)のショーでも観るような
次は何か次は?とワクワクする感覚がいいんです
力の限界に挑戦する姿の
勇壮な力強い「ますらおぶり」と
労働の喜びを歌に綴ったと思われる
絹のように柔らかい「たおやめぶり」
両者がとてもうまく調和していて
見ていて観客をあきさせません
日本人の美意識をあらためて評価しました
日本人に生まれたことを
とても誇りに思ったステージでした