この時代に仏教は何をすれば良いのでしょう。それを模索することすらしていないのが現状ではないでしょうか。
使い古された教義教学を説教に使うことで、何パーセントの問題を解決できるのでしょう。教義から入っていくのではなく、現場から入っていかなければならないのです。
自分は無痛の世界で守られながら、ちょっとしたすき間から相手の苦にタッチするというのではだめです。それなのに寺の門を閉ざしたままで、外へ出ていかないという宗教者がいっぱいいます。
(神宮寺 高橋卓志住職)
リレー講座「現代社会と宗教」(立命館大学主催・読売新聞大阪本社後援)
偲墓は行く末の煩わしさを無くし、かつ伝統的な供養もしてもらえる新しいスタイルのお墓です。生活環境や居住地域が変わっても無理なく供養し続けられるよう、お寺や宗派の枠に捉われない仕組みを実現しました。これまでの伝統を引き継ぎつつも、これからの供養のあり方をカタチにしたお墓です。
