人は炎を見つめると不思議に落ち着きます。
子供の時、キャンプファイヤーをボーっと見つめていた経験はありませんか。
趣味が焚き火だという人だっています。
暖炉の火、ろうそくの炎などは、じっと見つめていても飽きません。
なぜでしょうか…
それは炎の変化が1/fゆらぎになっているからだといわれているからです。
人にやさしい1/fゆらぎの法則
「1/fゆらぎ」は規則性とランダム性との間の中間的な性質を示します。
不規則さと規則正しさがちょうどいい具合に調和している状態です。
星の瞬きや、そよ風、蛍のお尻の光など・・・自然界の現象には多くの場合、“1/fゆらぎ”と呼ばれるゆらぎの性質がみられるらしいんです。
1/fゆらぎに関する数多くの研究・報告事例から1/fゆらぎは、人間にとって快適で心地よいものと一般に認められるようになってきたそうです。
「ゆらぎ」で癒される
心臓の鼓動すら時計のように正確ではないでしょう。
そんな人の心拍にみられるように、人の体のリズムが「1/fゆらぎ」になっています。
このことから「1/fゆらぎ」が人に快適感を与えると考えられています。
ろうそくの炎を見ることで、体のリズムと同じリズムである「1/fゆらぎ」の刺激を得ることで、いつのまにか快適になれるのです。
お仏壇を拝んでいると自然に心が休まる…というのは、科学的にも証明されいてすごいですね!!