「お経の話」から

漢訳で伝わっている大乗の『涅槃経』にはこの詩句についてつぎのような物

語が載せてある。「シャーキャムニ仏はその前身のとき、雪山(ヒマラヤ)の

山中で修行をしていた。そのころ仏陀が世に現われていなかったので、修

行者は正しい教えを知りたいと願っていた。帝釈天がその心を知り、鬼の姿

となって出現し『諸行無常 是生滅法』の二句を唱えた。修行者は感激して

あとの二句を教えてくれと頼んだが、鬼は腹がへっていて応じられないとい

う。修行者は自分の身を食わせることを約束し『生滅滅已 寂滅為楽』の二

句を聞いて、この詩句をあたり一面に書き記したのち、身を投げた。鬼は帝

釈天の姿に戻り修行者を助けた」その修行者を雪山童子とよぶところからこ

の詩句を「雪山偈」ともいう。

数ある漢訳例のうちでも『涅槃経』巻十四(大正蔵二一・四五〇以下。六九二

以下も同じ)に出ているこの漢訳文がわが国ではこれまでにもっともよく知ら

れている。 
 

諸行無常(しょぎょうむじょう)   諸の行は無常なり。

是生滅法(ぜしょうめっぽう)    これ生滅を法となす。

生滅滅已(しょうめつめつい)    生滅にして滅し已(おわ)らば

寂滅為楽(じゃくめついらく)    寂滅して楽となる。

この漢訳文の意味を今様歌(いまよううた)に作ったのが次に記す

「いろは歌」である、

色は匂へど 散りぬるを 

我が世誰ぞ 常ならむ。

有為の奥山 今日越えて 

浅き夢見じ 酔ひもせず  

一般には弘法大師の作と言い伝えられているが、七五調四句の、いわゆる

今様歌は十世紀末ごろから流行したもので大師の時代よりずっとあとの成

立である。

                         「お経の話」渡辺照宏著より

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