位牌への文字入れについて【わかりやすく解説します】

位牌に入れる文字の種類やレイアウトで悩まれている方へ。

「これから位牌を注文しようとしている」「文字の指定方法がわからない」「どんな文字を記すのか知りたい」など位牌の文字について悩まれる方も多いと思います。

この記事では位牌の文字の入れ方について初めて作る方にもわかりやすく解説しています。

当店について

当店は明治39年創業の老舗仏壇・仏具専門店です。

毎月100本以上の位牌を全国から受注し制作しています。

位牌の文字入れについて

位牌の文字入れについて

彫りと書きはどちらを選べばいい?

文字の入れ方には彫刻機で文字を彫る方法と筆やプリンタで文字を書く方法があります。それぞれに特徴があるのですが、初めて位牌を作られる場合は彫りがおすすめです。

書き文字と比べて文字の輪郭がはっきりするため読みやすく美しい文字に仕上がります。

すでにご先祖様の位牌があり、その位牌が書き文字で製作されている場合は新しく作る位牌も書き文字に統一しておくと良いでしょう。

ちなみに当店にご注文いただく割合は、彫りが8割で書きが2割程度です。

文字入れの値段はいくら?

文字入れにかかる値段は仏壇店ごとに異なります。

店舗によっては文字代が別途必要な場合もありますので、購入の際はよく確認して注文しましょう。

位牌の価格内で対応している店舗、文字入れ代が別途必要な店舗、文字数によって文字代が変わる店舗など様々です。

文字の色は何色を選べばいい?

文字の色は一般的に金または白を用います。金か白かはお位牌のデザインやお客様の好みに合わせて選んでいただければ大丈夫です。決められない・・・という場合は金色を選んでおくと良いでしょう。

多くの位牌には金色の装飾が入っているので、金文字がよく似合います。

実際に当店にご注文いただくお客様の大半が表裏ともに金色での色入れをご指定いただいています。

位牌へ入れるべき文字の種類とルール

位牌へ入れるべき文字の種類とルール

まずは戒名を確認しよう

位牌の表面には戒名を入れます。戒名とはお寺さんから頂く仏様の弟子になったことを示す名前です。四十九日までお祀りする白木位牌には戒名の後ろに「霊位」と入っていることが多いですが、本位牌では「位」とだけ記すか、両方取ります。

これは四十九日を境に故人が「霊」から「仏弟子」になるためです。

例:茲唱院美空日和清大姉位

没年月日の文字を記すのは表?裏?

没年月日は故人が亡くなった日です。一般的に関東では位牌の表に、関西では位牌の裏に記します。

あくまでも文化的な違いであって、ご先祖様の位牌が異なる場合はこの限りではありませんが、はじめて位牌を作る場合には上記のように指定することをおすすめします。

どちらのレイアウトにすればいいか悩んでしまった場合はお寺のご住職に地域の風習を伺ってみるとよいでしょう。

俗名ってフルネームで入れるの?

俗名とは故人の生前のお名前です。フルネームの場合と名前のみの場合がありますが、こだわりがなければフルネームで記すことをおすすめします。

それは子孫の方が見られたときに確認しやすいからです。

当店にご注文頂くお客様の9割がフルネームを選択いただいています。

没年齢がややこしい

没年齢は故人が亡くなった時の年齢を記します。また没年齢の上には「行年」または「享年」の文字を入れます。「享年(読み方:きょうねん)」とは、天から享けた年数、「行年(読み方:ぎょうねん)」とは、この世に生まれて生きた年数を表します。どちらを選ぶかはお寺から頂いた戒名や没年齢が書かれた紙を参考にすると良いでしょう。

数え年の場合は享年、満年齢の場合は行年と記すのが一般的なのですが、これまでの製作経験上、同じ地域でもお寺によってばらつきがあります。もし不安な場合はご住職に質問してみてください。

梵字ってなに?

お寺から戒名を頂いた際、戒名の上に小さな記号のような文字がついていることがあります。この文字を「梵字」といいます。梵字は宗派によって異なり、それぞれの宗派の本尊や考え方を表しています。ご先祖様の位牌に梵字が入っていない場合や、なにか理由があって梵字を入れたくない場合などを除き、お寺から頂いた戒名に梵字が入っていた場合は、基本的にはそのまま梵字も記すことが多いです。

キリーク
アキリークカ
真言宗・天台宗浄土宗子供の位牌
妙法法名
妙法空法名
日蓮宗曹洞宗・臨済宗浄土真宗

位牌の文字のレイアウト

一般的なレイアウト

一人用位牌の場合

一人用位牌の場合

夫婦位牌の場合

夫婦位牌の場合
関東でよく用いられるレイアウト
夫婦位牌の場合
関西でよく用いられるレイアウト

こだわったレイアウト

中には一般的なレイアウトでなく自分でレイアウトを決めたいという方もいらっしゃると思います。また最近ではモダン位牌などこれまでにないデザインの位牌も多く、伝統的なレイアウトが似合わない場合もございます。

そんな時はお位牌を作る仏壇店に相談してみましょう。店舗によっては対応してもらえることも多いでしょう。

ちなみに当店ではオリジナルレイアウトや文字の微調整もお受けしています。ご注文の際にお申し付けください。

まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • 位牌の文字入れは「彫り」がおすすめ
  • 文字入れの値段は様々なので注文時に要確認
  • 文字の色は裏表とも金がおすすめ
  • 戒名の下には位を入れることが多い
  • 没年月日を記す場所は関東か関西かで異なる
  • 俗名はフルネームで記す
  • 没年齢はお寺から頂いた紙や白木位牌を確認
  • お寺から頂いた戒名に梵字が入っていた場合はそのまま入れる
  • レイアウトには定番があるが、オリジナルも可能

以上、お位牌を作る際に参考にしていただければ幸いです。

当店のお位牌は品質はもちろん、文字指定の「簡単さ」でも好評を頂いています。公式オンラインショップ、楽天、ヤフーショッピングからご注文いただけますので、ぜひ一度ご覧ください。

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