開眼供養はご存知ですか?

      2019/01/11

「仏具の購入が初めてだったので、購入したものの扱いや飾り方がわからない・・・」

先日、当店で仏具をご購入いただいたお客様よりご意見をいただきました。

 

仏壇・仏像・仏画・お墓を新しく購入されたさいや、引っ越しなどで場所を移動されたときには、「開眼供養(かいげんくよう)」という法要が必要となってきます。

聞き慣れない方も多いと思うので、開眼供養の意味や、どのような事をするのかを説明したいと思います。

 

開眼供養の由来

もともとは仏像を造る際、大部分が完成した最後、人の手により「眼を描きこむ」ことで、像が物から魂の入った仏像となります。

この儀式を「開眼供養」と呼び、開眼供養を行うことで、仏像は完成するのです。

最も有名な開眼供養は、東大寺の毘盧遮那仏(奈良の大仏さん)の開眼供養と言われています。

 

奈良の大仏

奈良の大仏

 

開眼供養とは

仏壇・仏像やお墓、位牌を新しく購入した時に、僧侶にお経をあげてもらうことを開眼供養と言い、魂入れ(たまいれ)、お性根入れ(おしょうねいれ)とも呼ばれます。

浄土真宗では仏壇やお墓に魂を込めるという考え方がないので、開眼供養ではなく、御移徙(おわたまし)という法要を行います。

開眼供養を行って初めて、その物に魂が宿り、供養や礼拝の対象となるのです。

新しく購入した時だけでなく、引っ越しなどで場所が移った場合にも開眼供養は必要です。

その際注意しないといけないのは、場所を移転する前には「魂抜き」と呼ばれる法要を忘れてはならないことです。

まず魂抜きをしてから移動させ、新しい場所に設置してから開眼供養を行います。

法要の際に準備するものや服装は?

開眼供養や御移̪徙は慶事とされているので、法要の際は精進料理を供えたり、赤いろうそくを灯したり、紅白の結びきりの祝儀袋を使用します。

しかし、四十九日法要や納骨など弔事の法要と同日に行う際は、開眼供養が終わったのちに白いろうそくに替え、不祝儀袋や白無地の封筒にお布施を用意するなど注意が必要です。

法要の服装にも悩まれるかと思いますが、開眼供養だけでしたら、色味を抑えたスーツなどで大丈夫ですが、四十九日法要など続けて行う場合は礼服が望ましいでしょう。

 

開眼供養について書きましたが、宗派や地域によってしきたりが異なることも多々あると思います。

分からない点や疑問点は菩提寺の僧侶や、お近くの仏具店に聞かれるのが良いでしょう。

 

 

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