遊行寺の坂

あけましておめでとうございます。

2019年がスタートして早くも1週間がたちますが、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

さて、お正月の風物詩といえば箱根駅伝。

芦ノ湖銅像

箱根駅伝の像

 

各区間それぞれ勝負どころのポイントがありますが、とくに有名なのが権太坂と遊行寺の坂ではないでしょうか。

往路・復路と同じコースを走る箱根駅伝ですが、遊行寺の坂は復路8区の勝負どころで、今年も遊行寺の坂の手前で東海大学が東洋大学を逆転し、総合優勝への足掛かりとなりました。

「遊行寺の坂」とワンフレーズで聞くことが多いので、坂のイメージが強いのですが、「遊行寺」は時宗の総本山です。

神奈川県のお寺なので行く機会に恵まれませんが、箱根駅伝の余韻が覚める前に、遊行寺について書きたいと思います。

 

遊行寺

遊行寺は通称で、正式には藤澤山無量光院清浄光寺(とうたくさん むりょうこういん しょうじょうこうじ)と言います。

正中2年(1325)遊行第4代吞海上人に創建されました。

幾たびかの火災に遭っており、現在の本堂は昭和12年(1937)に再建されたものです。

江戸時代には、参勤交代の大名の宿泊所として、明治元年(1868)には東京行幸の際に明治天皇も宿泊されました。

東海道藤沢宿の中心として、藤沢の発展に貢献したのが遊行寺です。

烏帽子岩

湘南 烏帽子岩

 

時宗とは

鎌倉末期に興った浄土宗の一宗派が時宗です。

開祖は一遍上人。

当初、教団や信者も「時衆」と呼ばれており、「時宗」となったのは江戸時代以降と言われています。

時宗は浄土宗を基としていますが、阿弥陀仏への信仰心は問わず、念仏さえ唱えれば極楽往生ができると説いた点が、念仏を一心に唱えることで極楽往生できると説いた浄土宗と異なるところです。

一遍上人

先程書きましたが、時宗の開祖です。

一遍は延応元年(1239)伊予国(愛媛県)に生まれ、10歳で出家したのち、25歳で還俗しましたが、32歳で再度出家しました。

文永11年(1274)に六字名号(南無阿弥陀仏)を記した念仏札を配り始め、弘安2年(1279)信濃国で踊念仏を始めました。

15年半にわたり、修行や布教をしつつ各地を転々とし、正応2年(1289)50歳で亡くなりました。

 

箱根駅伝は、東京大手町から箱根までの100キロ余りを走ります。

長いコース添いにはたくさんの名所があり、テレビ中継の中でも紹介されています。

各大学の駆け引きだけでなく、そういった場所を知る楽しみも箱根駅伝の醍醐味かもしれませんね。

 

平成最後のお正月は天候に恵まれ、穏やかにスタートできました。

2019年は天皇陛下の退位、新たな天皇陛下の即位と、新しい時代が始まる年でもあります。

皆様にとりましても、本年が素晴らしい年でありますようお祈りします。

 

 

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