多様な使い方ができるあると便利な机
経机という言葉を聞いたことがあるでしょうか?読みは「きょうづくえ」。文字通り、元々はお経を読む時に、経典を載せるための机でした。ただ、今現在の経机は、仏壇の前に置いて、香炉やロウソク、鈴などを載せておく机として使用されることが一般的です。たまに聞く経卓も経机と同じです。
伝統型からモダンタイプまでラインナップも豊富
そんな経机ですが、漆塗りや紫檀、黒檀などの木材を使用した伝統的な経机が割とスタンダードなモノとなっています。ただ、最近は住宅事情のせいで広い和室などが少なくなってきていることもあり、経机も新しいタイプが出て来ています。
仏壇にそのまま収納出来て、スペースを取らない経机や、引き出しなどが付いて、経机自体に収納機能が充実しているモノ、或いは現代風デザインのモノなども見られるようになっています。中にはイタリア製の高級経机など、これまでなら考えられなかったようなモノも市販されるようになってきました。
お部屋やお仏壇のデザインに合わせて選べばOK
ただ、いずれにせよ一番大事なのは、故人を供養する気持ちですので、それさえあれば、経机がどんな形式のモノであれ、問題ありません。
もっと言えば、供養する側の人間が欲しいと思う経机を使用することが、供養される側にとっても嬉しいと言えるかもしれません。経机を置くお部屋やお仏壇の雰囲気に合わせてお選びいただくのが良いでしょう。
経机の各部名称
偲墓は行く末の煩わしさを無くし、かつ伝統的な供養もしてもらえる新しいスタイルのお墓です。生活環境や居住地域が変わっても無理なく供養し続けられるよう、お寺や宗派の枠に捉われない仕組みを実現しました。これまでの伝統を引き継ぎつつも、これからの供養のあり方をカタチにしたお墓です。
