床の間の起源は仏壇だった!③

床の間は形式的に見ても

世界に誇る日本独自の室内構成の傑作です

それ囲む壁、下がり壁、落とし掛け、床柱、

床框などの寸法、位置、材質、仕上げの

絶妙なバランスによって和室に抑揚と

リズムを作り出すものです


古来から伝わる多くの床の間は、

歴史的経緯を含めて実に趣があって

すばらしいものです

しかし、私たちは古来の形式に

とらわれるぱかりでなく

その室内条件に応じ

自由な造形感覚によって構成するのが

これからの正しい方法でもあります

それがいきいきした床の間をつくる秘訣でもあります

床の間は完成された形式美なのです

床の間、書院、違い棚いずれも同様

で時代に即した新形式が現われてこそ

『床の間の生命』なのではないでしょうか

仏壇
仏壇
仏像
仏壇掛軸
位牌
仏具セット
過去帳
りん
骨壷
常花
霊供膳
数珠
腕輪念珠