数珠の保管とお手入れ方法

「数珠はどのように保管すればいいでしょうか?」

お買い上げいただいたお客様から、このようなご質問をいただくことがあります。

日常で使うことが少ないものなので、喪服に入れたままだったり、車に入れっぱなしになっていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

珠数は仏具でもありますが、厄除けのお守りという面もありますので、丁寧に取り扱っていただきたいものです。

 

保管場所

まず保管していただく場所ですが、仏壇の引き出しやタンスなど、勝手の良い場所でかまいません。

直接引き出しに入れてしまうと、房に癖がついたりしますので、ご購入された際に入っていた桐箱、または数珠袋等に入れて保管されることをおすすめします。

また、木で作られている数珠は、虫がつかないよう防虫剤を入れておくと良いでしょう。

数珠と数珠袋

 

 

お手入れ方法

普段のお手入れで、難しいことはありません。

使用後、布で汚れを軽く拭きとる程度で十分です。

数珠は材質が木・石・真珠など様々ですが、どれであっても水洗いや洗剤を使うことは厳禁です。

真珠・珊瑚で作られている数珠は、柔らかい布を使用されると安心です。

房に付いてしまった癖は、蒸気をあててから櫛で房を整えると癖が取れますのでお試し下さい。

房が正絹だといいのですが、化繊で出来た房ですと熱で溶けることもありますので、蒸気にあてる時間を短くするなど注意が必要です。

 

数珠の紐が切れたとき・・・

大切に使っていても、経年劣化で紐が切れてしまったり、房が変色してしまうこともあります。

紐が切れることは、悪縁を断ち切るという考え方もあるので決して悪いことではありませんが、愛着のある数珠であればあるほど、残念な気持ちになってしまうのではないでしょうか。

当店では数珠の修理も承っております。

修理を希望される際は、ぜひご相談ください。