真言宗のご本尊

真言宗は、空海によって伝えられた真言密教の教えを基にしています。

真言とは、仏さま自身の真実の言葉で、密教とは、秘密の仏教という意味です。

密教は、永遠不滅の絶対者である大日如来が説いた教えであり、「一字に千理を含む」と空海が言ったように、たった一文字であっても大日如来の教えである無限の真理を含んでいるのです。

また、真言密教の教えでは、人々は修行によって生きながら仏になれる、即身成仏を説いています。

ご本尊

真言宗におけるご本尊は、大日如来です。

大日如来は密教における最高の仏さまであるとされています。

大日如来のほかに、お寺によっては阿弥陀如来、薬師如来、観音菩薩などもご本尊として崇拝されています。

それというのも、大日如来は時と場所に応じて姿を変えて現れるとされているからなのです。

大日如来

摩訶毘盧遮那如来といい、大日如来は通称です。

「摩訶」は優れていること、偉大であることを意味し、「毘盧遮那」は光り輝くものを意味しています。

分け隔てなく、全てのものに慈悲を与えるのが、大日如来なのです。

 

大日如来

大日如来坐像

 

さいごに

東寺

東寺

金剛峯寺

金剛峯寺

 

開祖の空海は、「三筆」に挙げられる能書家であるとともに、仏教者・思想家としても日本文化に多大な影響を与えた人物でした。

また、綜芸種智院を開き、庶民への教育普及に努めたり、当時の最新工法で堤防工事を成功させるなど、多くの功績を残しました。

五重塔で有名な東寺(教王護国寺)や金剛峯寺など、有名なお寺が多々ありますので、機会がありましたら、真言宗のお寺巡りをされるのも楽しいかもしれませんね。

 

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