「今、本気で困っているのが今後のおまつりです。」
と言われるお客様が増えてきました。お嬢様が嫁がれた後、さて我が家の仏壇はどうなるんだろう?位牌は今後どうやっておまつりするのか?などのお問い合わせや、悩みを打ち明けていただく方々です。
なかなか一言で解決できるようなことでもなく、ケース・バイ・ケースのお話をさせて頂いたりするのですが・・・。
将来を考える場合、基本的にはポジティブに
「最悪の状況を想定しつつ、楽観的に振舞う」
というのが一つの考え方とお答えしています。つまり、「絶えてしまうからどうしよう」などと考えはしても、「決断はまだまだ先に…」「成るようになるもんです」「だいじょうぶですよ」という具合です。
いつも思うのですが、この世の中は不思議なもので「ご縁」は、いつどこからやって来るものか、わかりません。「棚からぼた餅」も「思わぬ災難」をもふくめて、その方やご家庭の、何らかの関係から生じるものなのです。みすみす将来の選択肢を狭めるような行為をなさることは賢明ではないと思いますので。