仏事における焼香の意味

仏式の葬儀や、法事、墓参りなどに

行われる焼香には意味が有ります

焼香は、釈尊の入滅の頃よりずっと続けられてきました

香は、仏の使いとも、仏の食事とさえ言われています


亡くなられてから四十九日間香を絶やしてはいけないとされていますが、

これは仏教の輪廻転生の思想から来ているのです

この世に生を享けたときを生有(しょうう)

この世に生を享けている間を本有(ほんぬ)

死の瞬間を死有(しう)といい

生を終えてから次の生を享けるまでの期間が四十九日あるとされ

この間を中有(ちゅうう)あるいは中陰(ちゅういん)と呼びます

四十九日の間は中陰供養と言って

その間は候によって養われるとされるので

香を焚きつづけるのが良いとされています

また、焼香の香りは

供える人の心を清浄にするとともに

隅々まで行き渡るものであるとこるから

すべての人に差別・区別なく行き渡る

仏の慈悲に例えられたりもします

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