蝋燭に灯りをともし、炎のゆらぎを見つめていると、心が静まったという経験をされたことのある人も多いのではないでしょうか。
蝋燭の炎は、生まれ生きること、老いいくこと、病になること、そして死んでいく人生を照らす「智慧」の光、「慈悲」の光だといわれます。
あらゆることを受け入れて行くことのできる心の柔らかさが、光を生み出します。
蝋燭の炎の揺らめきで、心がやすらぎ静まるのは、あなたの心が柔らかいから。
逆に心が静まらなければ、それは心に余裕がないのかもしれません。
お仏壇に手を合わせるときにふと考えてみてはいかがでしょうか。