本日は最近お問い合わせの多い「虎琥珀」という念珠の素材についてご紹介します。
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虎琥珀
虎琥珀とは中国撫順(ぶじゅん)地方から産出する琥珀の一種です。
約4000万年前に形成された化石で、その特徴は黒や赤などの色が入り混じり、多様な模様を作り出していることにあります。
その模様の基になっているのは、元々木の樹液である琥珀が化石化する際に、植物の葉や花、石等の異物が混入してできたものだろうと言われています。
琥珀の中でも特に希少価値が高く、そのため価格も少々お高めとなっております。
産出量も極端に少ないため、年々質のいい品が市場から減ってきているという印象を受けます。
弊店でも何点かの念珠の在庫を残すのみで、新しく仕入れることが難しくなってきています。
まさに一生モノの念珠の素材にふさわしい高級素材です。