床の間の起源は仏壇だった!⑤

考えて見れば

仏檀は先祖の魂をまつる場所とすれば

一番気持ちのいい場所にいい形に据えることが

最高の設置であることは間違いありません

もちろん毎日、線香を献じて


礼拝供養することが

一番大切なことです

このように、床の間と仏間は日本の住宅の中に

完全に溶け込んで

私たちの生活の一部分になっているようです

そして、住宅の和室には

なくてはならない構成要素でもあります

床の間においてはデザインを視点に

仏間はその位置と方向を中心に書きましたが

この床の間と仏間においては

数多くの視点から見ることができます

本当に奥のあるテーマだと思います

みなさんも日頃から

見たり考えたりされてはいかがでしょうか

和室にいることが十倍楽しくなります

(建築家 芳賀信次)

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