念珠の房は宗派で違いますか?
宗派念珠のサイトでもおわかりになると思いますが、確かにいろいろな房があります。
ちなみに大きく分けて浄土宗・真言宗・日蓮宗・天台宗は梵天房と言うボンボンの形。
浄土真宗・曹洞宗・臨済宗は紐房です。
念珠はいくつも持っていていいですか?
私たちは一年間に何回、念珠を持つ機会があるでしょうか。
年に一度か二度ぐらいと、お考えの方がおられるかと思いますが、実は意外と多いのです。
仏事というと、すぐに葬儀を連想されますが、身内に限らず、友人、職場、取引先、近所、遠い親戚の法事(年忌法要)を入れると、日本人の平均で、三カ月に一回は、何らかの形で仏事に参加しているのです。
これに春秋の彼岸、お盆などのお墓参りを加えますと、一年のうち、何と七回も念珠を手にする機会があるということになります。
しかも、社会的に重要な立場にある方や、年齢をとるにしたがって、その機会がさらに増えることは言うに及びません。
所帯を持ったら夫婦でそれぞれ一つずつ。出張の場合の万一に備えて、カバンにもう一つ用意しておきたいものです。