初午大祭【2020年版】 三重県松阪市の岡寺山継松寺で厄除け祈願

【開催中止】全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け2020年の初午大祭は中止となりました。なお岡寺山継松寺では、参拝者への御祈祷はされるとのことです。

松阪市ホームページ:令和元年度(令和2年)『初午まつり』の中止について

岡寺山継松寺の本堂

「わたし厄年らしいけど、厄除け祈願ってどこでいつすればいいの?」

誰しもに回ってくる厄年。厄年になると悪いことが起こりそうで不安になりますよね。

そんな中、日本で古来から行われている厄除け祈願ですが、実は3月初旬の午の日「初午(はつうま)」に祈願をするのが最もご利益があるとされています。

初午の例祭は全国各地で行われますが、その中でも特に賑わうのが、三重県松阪市にある岡寺山継松寺(おかでらさんけいしょうじ)の「初午大祭(通称:初午まつり)」です。

岡寺山継松寺は天平15年に行基菩薩が建てた日本最初の厄除霊場と言われており、「岡寺さん」の愛称で広く親しまれています。

今回は、そんな岡寺さんでの厄除け祈願について厄年の方が知っておきたい基礎知識をご紹介します。

厄(やく)って何?

厄とは

「厄介者」「厄害」「厄日」などの言葉がありますがどれも良い印象では無いですよね。厄とは災難・わざわいのことです。

厄年とは、災難に遭うとされる年齢のこと

そして「厄年」とは災難に遭うことが多いので気をつけるべきだと言われている年のことです。誰が決めたのかは定かではありませんが、元々は陰陽道(おんみょうどう)で説かれたものとされています。

そして厄年とは主に「本厄(ほんやく)」の年を指すのですが、本厄の前の年は「前厄(まえやく)」、後の年は「後厄(あとやく)」と呼ばれ、本厄と同じように気をつけるべきだとされています。つまり厄年は前厄、本厄、後厄というふうに3年間も続きます。

厄年は男女で年齢が違う、男女別厄年早見表【2020年(令和2年)版】

また、厄年は男女で年齢が異なります。一般的に女性は19歳、33歳、37歳、男性は25歳、42歳、61歳が本厄の年に当たります。そしてそれぞれの年の前後が前厄、後厄の年に当たります。

少々ややこしいので男女別の厄年早見表を作成いたしました。自分の年齢が前厄、本厄、後厄のどれに当たるのか、もしくは当たらないのかを簡単にご確認いただけます。

なお、厄年について話すときは一般的に「数え年」で年齢を計算します。数え年の計算は下記のサイトが便利なので活用してみてください。

■いま(当時)、何歳?
https://keisan.casio.jp/exec/system/123328315
電卓などの計算機メーカーであるカシオ計算機株式会社が提供する信頼できるツールです。

2020年女性の厄年早見表

前厄本厄後厄
2003年(平成15年)生まれ
18歳
ひつじ
2002年(平成14年)生まれ
19歳
うま
2001年(平成13年)生まれ
20歳
へび
1989年(平成元年)生まれ
32歳
へび
1988年(昭和63年)生まれ
33歳
たつ
1987年(昭和62年)生まれ
34歳
うさぎ
1985年(昭和60年)生まれ
36歳
うし
1984年(昭和59年)生まれ
37歳
ねずみ
1983年(昭和58年)生まれ
38歳
いのしし

2020年男性の厄年早見表

前厄本厄後厄
1997年(平成9年)生まれ
24歳
うし
1996年(平成8年)生まれ
25歳
ねずみ
1995年(平成7年)生まれ
26歳
いのしし
1980年(昭和55年)生まれ
41歳
さる
1979年(昭和54年)生まれ
42歳
ひつじ
1978年(昭和53年)生まれ
43歳
うま
1961年(昭和36年)生まれ
60歳
うし
1960年(昭和35年)生まれ
61歳
ねずみ
1959年(昭和34年)生まれ
62歳
いのしし

厄年の方必見!厄除け祈願てどうすればいいの?

厄年になったら

では、自分が厄年だとわかったら何をすればいいのでしょうか?

厄年は、災いや不幸が起こりやすい時期であることを頭に入れて、慎んで過ごすとよいとされています。つまり大きな行動や決断は厄年に行わないほうがよいということですね。

また、日本では古くより「厄除け祈願」「厄払い祈願」という風習があります。これはお寺や神社で祈祷していただくことで、仏様や神様に降りかかる災いや不幸から身を守ってもらおうという風習です。

どこのお寺・神社で祈祷してもらうのがいいの?

厄除け祈願は日本各地のお寺や神社で受けることができます。

でも数が多すぎてどこに行けばいいかわからない!「やっぱり厄除けで有名なお寺や神社がいいんじゃない?」「いやいや、普段からお世話になっている地元の氏神様でしょう」など迷ってしまいますよね。

人生の節目でもある厄除け祈願です。後から「やっぱり違うところでお願いすればよかった!」なんて後悔しないようにじっくり考えましょう。

有名なお寺が良いとか、地元の氏神様がよいとかではなく、重要なのはあなたの心の持ちようです。よく考えて(でもあまり難しく考えず)自分がここだ!と思う場所があなたにとって最良の場所です。

例えば下記のような理由で決めていただくのがよいでしょう。

多くの人が選ぶ厄除けの名所を選ぶ

日本全国には厄除けの名所というものが各地に存在します。そういった由緒ある厄除けで有名なお寺や神社で祈祷してもらうのもいいでしょう。三重県松阪市の岡寺山継松寺は「日本最初の厄除観音」として400年以上もの歴史がある由緒正しきお寺です。3月初旬には初午大祭が開催され、県内だけでなく全国から多くの人がお参りします。

親や友人のおすすめ選ぶ

厄除け祈願の形にはその土地の風習が色濃く反映されます。ご家族に相談すれば、「先祖代々、厄除けはここのお寺で祈願してもらっている」「あなたの初宮参りや七五三はここで行ったよ」などのアドバイスを貰えるかもしれません。

行きやすさで選ぶ

厄除け参りが心の負担になってしまっては本末転倒です。「本当は行きたいお寺があるけど遠すぎる・・・」「仕事が忙しくて地元に帰れない・・・」なんてときは思い切って近場で探してみましょう。思いがけず、素敵なお寺や神社に巡り会えるかもしれません。

厄除け祈願は、初午に行くのが最良

古来より厄除け祈願に良いとされる日取りがあります。それは3月に入って初めての午の日(うまのひ)です。この日を初午(はつうま)といい、この日に祈願をするのがもっともご利益があるとされています。

厄除け祈願て、何をするの?

厄除け祈願では、お寺なら本堂で住職に、神社なら本殿で神主に「ご祈祷(ごきとう)」をしていただきます。お寺や神社によってやり方や作法が異なりますが、ご祈祷前に礼拝の方法について案内がありますので安心してください。

厄除けの金額は?

厄除けを受ける場合は、お寺や神社にお金をおさめます。お寺の場合は「お布施(おふせ)」、「初穂料(はつほうりょう)」と呼びます。

納める金額によって厄除け祈願の効果が変わるわけではありません。今の自分が納得できる金額を納めると良いでしょう。

・・・とは言っても、何も基準が無ければ金額を決めることは難しいですよね。厄除け祈願を行っているお寺や神社の中にはホームページで祈祷料を公開しているところもあります。準備するときには一度確認してみましょう。

厄年の人以外でも厄除け祈願はしていいの?

厄除け祈願とは厄年の人の厄を払うための祈願を指しますので、厄年の人以外がお願いすると別の祈祷を進められることがあります。

厄除け祈願を行っているお寺や神社では、厄年の人以外にも祈祷を行っていることが多いです。

例えば「交通安全祈願」や「学業成就」、「恋愛成就」など様々な祈祷を行っていただけます。厄年ではないは、自分の不安や悩みに合わせた祈祷を受けるのが良いでしょう。

日本最初の厄除観音、三重県松阪市の岡寺山継松寺

3月初旬の初午大祭

毎年3月初めの午の日に近い土・日曜日の二日間に渡って行われ、県内の仏教寺院の祭礼としては最大の初午大祭。この地方に春を呼ぶ行事として厄年の男女や一般の参詣客で街中が賑わいます。夏の「松阪祇園祭」、秋の「氏郷まつり」と並び、松阪三大まつりの一つでもあります。

岡寺山継松寺の場所

住所〒515-0083三重県松阪市中町1952
アクセス近鉄・JR松阪駅より西北500m(徒歩5分)伊勢自動車松阪ICより車で10分
駐車場参拝者用無料駐車場あり※ただし初午大祭中は交通規制のため使用不可

地図

2020年(令和2年)版!初午大祭の日程

日程宵宮:2020年3月7日(土)
本日:2020年3月8日(日)
交通規制(予定)
宵宮: 13時~21時
本日: 10時~19時

厄除け祈願の申込方法

ご祈祷実施時間通常時:午前9時〜正午、午後1時〜午後4時
初午大祭期間:午前8時~午後8時
予約について1月から3月の間は予約不要
4月以降に御祈祷される方は予約が必要
ご祈祷料3千円〜
持ち物数珠

厄除の縁起物、「猿はじき」と「ねじりおこし」

初午大祭では「厄をはじきさる」という縁起をかついだ玩具の猿はじきや、「厄をねじ伏せる」という縁起をかついだねじりおこしが売られ、参拝客は皆これを買い求めて一年の無事を祈る風習があります。

初午大祭を彩る「 宝恵かご道中行列」

初午大祭の名物といえば、「宝恵かご道中行列」。花街が盛んだった江戸時代には、19歳の厄年の芸姑見習いたちが駕籠(かご)に乗って、厄払いの参拝に出かけたのが発祥と言われています。五穀豊穣・商売繁盛の願いも込め、お供え物の大きなお餅や米俵を駕籠につけて練り歩き、お店の宣伝も兼ねていたとか。

現在では、厄年を迎えた女性とその家族が揃って参加することができ、着物のレンタル、着付けもしてもらうことができます。

着物好きの方、興味のある方、来年参加されてみてはいかがでしょう。松阪木綿の振袖もあるそうなので、厄年を迎えた記念に申し込んでみるのもおススメです。

最後に

厄年というと、「良くないことが起こる」などマイナスのイメージを持たれる方が多いと思います。筆者もその一人でした。

しかし、岡寺山継松寺の住職は「本来は人生の大事な節目の年を意味しています。厄除けの参拝で終わりとするのではななく、むしろ飛躍へ向かう年と捉え、自分自身を見つめ直し、じっくりと考えてみる機会にしたいものです」と仰っています。

とても素敵な考え方ですね。皆さんもそんなご住職のいる岡寺山継松寺で厄年の厄除け祈願をしていただいてはいかがでしょうか。

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