こんにちわ。
猛暑は去ったとは言え、まだまだ暑い日が続きますね。
9月でも熱中症で倒れる人は多いそうなので油断は禁物です。。。
さて、いよいよお彼岸が近づいてきました。
そこで今日はお彼岸を迎える準備のポイントをご紹介します。
お仏壇、仏具の掃除
普段から綺麗にしておくことが理想的ですが、忙しいとつい掃除を忘れてしまうことも有ります。
また、普段は位牌や仏具を移動しての掃除はなかなか難しいものです。
お彼岸のような季節ごとの機会に少し頑張ってお掃除をしておけば、仏壇も仏具も、また位牌も長く綺麗にお使いいただけます。
ステップ1:仏具の移動
まず、掃除を進めるにあたり、仏具を仏壇から取り出しましょう。
取り出す際は新調に、そして安定したテーブルの上などに仏具を置いてください。
もし本尊を動かすのが難しい場合はそのままで構いません。
無理に動かして光背が折れたりしないようにご注意ください。
ステップ2:仏壇の拭き掃除
仏具を動かしてみると仏壇の中がよく見えるようになると思います。
その状態になったら乾いた布でホコリや線香の灰を拭きとってください。
もし仏壇専用のクリーニングクロスをお持ちであればそちらをお使い下さい。
拭き掃除でも取れない汚れや、傷などがある場合は、クリーニングや修理を依頼することをおすすめします。
仏壇は他の家具とは違って、漆などの塗料を使っているので、汚れがひどい場合でもぬれ雑巾や中性洗剤は使わず、専用のクリーニング剤を使って下さい。
中性洗剤では表面の塗装にダメージを与えてしまうことがあります。
ステップ3:仏具の掃除
仏具も仏壇内部と同様に乾いた布でホコリを取りましょう。
中には細かい細工がしてあって、その中にホコリがたまっているものもあるでしょう。
その場合は綿棒を使って掃除すると簡単に綺麗になります。
また、位牌など金箔、金粉が装飾してある部分は、拭き掃除も避けて下さい。最悪の場合、金が剥がれてしまいます。
そのような部分には毛バタキや毛筆用の筆(新品の物)でホコリを払うようにして下さい。
お墓の掃除
お墓の掃除も常に綺麗に・・・とは難しいと思います。
とくに秋の彼岸の頃は雑草の成長も早く、落ち葉もたくさん散っています。
お彼岸前に墓石や花立てを綺麗にして、お花を生けておければ素敵ですね。
供花やお供え
秋の彼岸には萩の花にちなんでおはぎをお供えすることが多いです。
ですが、特に拘ることはなく季節の果物やお菓子をお供えすればよいでしょう。
大切なのはお供えする心です。
お彼岸だけでなく、年末やお盆など、きちんと掃除を行うことで、仏壇仏具は長持ちします。
ぜひ実践してください。