三回忌と盆提灯

TVドラマの刑事さんが殺害現場でよく口にする言葉

「ホトケは25歳独身、大手商社の○XカンパニーでOL・・・」

このセリフの言い回しは基本的に間違いなんです

たいていの人は、亡くなるとすぐ成仏するのではなく

あの世への「長い旅路」に出るといわれています

成仏してこそ「ホトケ」と呼べるのです

さて、その旅路の途中を見守ってくださるのが

その道程の節目ふしめの仏さまだといわれます

不動明王  初七日の仏

釈迦如来  二七日

文殊菩薩  三七日
 
普賢菩薩  四七日

地蔵菩薩  五七日

弥勒菩薩  六七日

薬師如来  四九日(満中陰)

観世音菩薩 百ヵ日

勢至菩薩  一周忌

阿弥陀如来 三回忌

のように、故人が極楽浄土の阿弥陀如来に出会うまでの間は

短い期間ごとに供養をします

初盆の時に吊るした提灯を

一周忌を終えたお盆と

三回忌を終えたお盆に

軒先に掛けて故人の霊を迎えるのも

阿弥陀如来の世界にいたるまでは

ていねいに供養しようという心からです

そして役目を終えた盆提灯は

旦那寺に掛けていただき

三回忌の供養をした後

二十四日に精霊流しの火で焼かれるのです

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