自分だけのオリジナルの香りって
源氏物語五十四帖の終わりに近い宇治十帖の主人公こと
薫中将(かおるちゅうじょう)みたいでいいんじゃない?
光源氏の子、薫は生まれながらにして
その身から芳香を放っていたそうだけど
なんていうのかな、いまでいうフェロモンかなぁ?
でも、そのライバル的存在の、
努力と創意工夫で芳香を身につけたという
源氏の孫の匂宮(におうのみや)のように
あなたも自分自身の香りをつくりだせるんですよ
そして、その方法は意外と簡単なんです!
混ぜ合わせる代表的な香料と調合のときに使うスプーン。
白檀、丁子と順に入れていきます。
香りをよく吟味してから加えます。
それぞれの香料を入れ終わったら混ぜ合わせます。
よく混ぜ合わせてから和紙の袋に入れます。
袋の口は外側に1回折ります。
次に屏風だたみに折ります。
口をモールや紐で止めます。