お彼岸がわかる!お彼岸についての基礎知識

      2016/11/08

こんにちは。野呂です。

もうすぐお彼岸ですね。

春分の日を中心とした7日間は仏教では「春のお彼岸」といって重要な期間とされています。

正式には彼岸会(ひがんえ)と言います。

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お彼岸の意味

「暑さ寒さも彼岸まで」などといいますが、この「彼岸」という言葉は一体どういう意味なのでしょう?

実は梵語のパーラミターという言葉から来ています。

漢字で書くと波羅蜜多となりますが、どこかで見た覚えはありませんか?

そうです、最も有名なお経である般若心経に何度も繰り返し出てくる言葉ですね。

そもそも、般若心経の正式名称が般若波羅蜜多心経です。

この波羅蜜多という言葉、意味は「彼岸二至ル」。

つまり迷いの世界である此岸※1を離れて、苦しみのない安楽な彼岸にわたるという意味です。

※1「しがん」と読みます。仏教では今私達が生きているこの世界のことを生死を繰り返す迷いの世界としています。

 

ちょうど春分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈む日でもあり、昼と夜の時間が同じになる日です。

この日に日没の方向を拝むと西方極楽浄土の姿を見ることができるとされています。

せめてこの素晴らしい時期だけでも、悟りの世界(彼岸)に渡りたい。

そのために努力をしようという行事が彼岸会なのです。

春の彼岸会には何をするの?

春のお彼岸の時期は、ちょうど厳しい冬が明けて暖かさが増して、昼の時間が長くなる時期です。

この頃になると自然のあらゆる生命が元気になってきます。

日本では祝日法第2条にて「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として祝日にも制定されています。

この期間中、寺院では彼岸会の法要が営まれます。

在家の方々は先祖のお墓参りをしたり、ぼた餅やおはぎなどをお仏壇にお供えして供養を行います。

また、彼岸会には六波羅蜜(布施、持戒、忍辱、精進、禅定、知恵※2)の実践をして修養に努めるのが本来の意味でもあります。

 

つまり、お彼岸の時期には先祖、自然に感謝し、修養に励むことが良いとされています。

 

※2

布施・・・分け与えること。

持戒・・・戒律を守ること。

忍辱・・・不平不満を言わず耐え忍ぶこと。

精進・・・努力すること。

禅定・・・心の静けさを保つこと。

知恵・・・ありのままの姿を見つめること。

 

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